モルディブってどんな国?|文化・リゾート・通貨・チップまで完全解説

モルディブ旅行

モルディブは世界有数の美しいビーチと海に囲まれた国ですが、
旅行者が知っておくべきポイントは「ローカル文化」と「リゾートでの過ごし方」の違いです。

両方を理解しておくことで、より安心して滞在を楽しめますよ!


モルディブの文化・ローカル側

モルディブマーレ水上飛行機場にあるモルディブのオブジェの写真

モルディブはイスラム教を国教とする国です。
宗教が日常生活や法律に、深く根付いています。

そのため、首都マレや人が住むローカル島では、露出の多い服装は避け、肩や膝を隠す服が望ましいです。

また、公共の場での愛情表現や飲酒も制限されており、アルコールは持ち込み・市街での消費が厳しく禁じられています。

治安は比較的良好で、観光客に対する犯罪は少ないものの、スリや人混みでのトラブルに注意が必要です。
夜間の一人歩きは避けるなど、最低限の安全対策をしておくと安心です。

ラマダン(断食月)などの宗教行事期間中は、お店の営業時間が短くなったり、飲食に制限がかかることもあります。


モルディブの通貨とマレ滞在のポイント

マレ市街での通貨

マレで買い物や軽食を楽しむ場合、現地通貨のモルディブ・ルフィヤ(MVR) が必要です。
ただし、日本では両替できないため、現地で両替する必要があります。

モルディブツアー旅行者のマレでの滞在事情

成田発のツアーでは、マレ到着後に1泊して翌日リゾートへ移動するパターンが一般的。
到着は夜22〜24時頃になることが多く、翌朝の出発は5時〜9時頃になることが多いため、ホテルでは寝るだけの滞在になります。
買い物や両替の必要性はあまりないと考えましょう。

リゾートでの通貨

リゾート島ではアメリカドル(USD)が使われることが一般的です。
チップ文化があるため、少額ドル札(1〜5ドル程度)を複数枚持参すると便利です。
こちらは日本で両替していくとスムーズでしょう。


リゾートでの非日常体験

モルディブリゾートホテルの美しい写真

多くのリゾートは「1島1リゾート」方式で、水上ヴィラやプール付きヴィラに宿泊可能です。


ビーチやプールでは水着での滞在が許可され、ドレスコードもほぼありません。アルコールもレストランやバーで自由に楽しめます。

アクティビティも充実しており、
ダイビングやシュノーケリング、スパやクルーズなど、思い思いの過ごし方が可能です。


また、一部リゾートでは「リゾートタイム」と呼ばれる独自の時間設定を採用しており、首都マレより1時間早く設定されることがあります。※リゾートによる
これにより、夕暮れやアクティビティの時間をゆったり楽しめます。


チップの目安(リゾート)

チップは強制的ではないので、気持ちの範囲でお渡ししましょう。
※リゾートによっては最終日の請求にチップ代が価格に含まれる場合がありますので、チップの渡し方に自信がない方は気にしなくて大丈夫です。

  • ハウスキーピング:1日あたり1〜2ドル
  • レストラン:1回あたり2〜5ドル
  • スパ:1回あたり5〜10ドル
  • 荷物を運んでくれたスタッフ:1回あたり2〜5ドル

ローカル文化とリゾートの違い一覧表

項目ローカル文化
(マレ・住民島)
リゾート
(観光客専用)
服装肩・膝を隠す服装水着・軽装OK
飲酒禁止レストラン・バーで可能
雰囲気日常生活・宗教中心非日常・プライベート空間
治安基本的に良いが夜間は注意必要極めて安全で管理体制あり
通貨モルディブ・ルフィヤ(MVR)アメリカドル(USD)、チップ文化あり
時間マレ標準時(GMT+5)一部リゾートは「リゾートタイム」(+1h)※リゾートによる

まとめ

モルディブマーレの水上飛行機場の写真

モルディブは、リゾートでの贅沢な時間とローカル文化の両方を楽しめる国です。
文化を尊重して行動すれば治安面でも安心して滞在できます。

また、リゾートタイムや自由な服装・飲酒、チップ文化を理解しておくことで、より快適な滞在が可能です。

マレでの短い滞在を考慮すると、現地通貨は必須ではなく、リゾート滞在用の少額ドル札を準備するだけで十分でしょう。

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